福岡大名、北九州で活動するビューティーアップデートトレーナーの片岡慎一(かたおかしんいち)です。
お尻を上げるためにはお尻を鍛えれば上がる!とこのように思っているのではないですか?
お尻をあげるために、ジムでレッグプレスやマルチヒップマシンやスクワットなど一生懸命行っているのでは。
(ネットより引用)
お尻を鍛えることによりお尻の筋肉は大きくなりますが、あなたが求める丸みのある上がったお尻からは逆に離れていくかもしれません。
何故ならお尻の筋肉を鍛えすぎると骨盤が後ろに倒れ、姿勢が崩れてしまいお尻が下がり横に這った四角いお尻になるからです。
お尻がいくら大きくても、姿勢が崩れていては綺麗なボディラインとは呼べないのではないでしょうか。
丸みのある上がったお尻をつくり、綺麗なボディラインになるには「お尻は鍛えすぎない」という事です。
これまでの記事でもお伝えしていることですが、お尻の筋肉は1つではありません。
お尻の筋肉は9個あります。
身体の表面にある触れる筋肉「大殿筋」
大殿筋の奥にあり骨の近くにあるインナーマッスル「小殿筋」「中殿筋」「深層外旋六筋」(6つの筋肉があります)
これらを全部合わせて9個です。
特に大きな筋肉「大殿筋」は仙骨、骨盤、大腿骨と3つの骨をまたいでついています。
私たちの姿勢は、筋肉の長さのバランスで主に支えられています。
筋トレというと「筋肉に負荷をかけて鍛える事」というイメージがあると思います。
これは確かにそうなのですが、一つの筋肉を鍛えすぎると筋肉が縮まりすぎて姿勢を変えることもあります。
例えば、猫背の人は身体の前面の筋肉(胸の筋肉や腕の力こぶの筋肉や腹筋など)が縮まりすぎている事がよくあります。
このような方に、更に胸の筋肉や力こぶ筋肉の筋トレだけをしてしまうと更に猫背を助長させてしまうことがあります。
胸の筋肉や力こぶの筋肉も大事ですが、胸を開くために背中の筋肉も鍛えることが大事になります。
要は「偏らずにバランスよく鍛える事」が大事です。
お尻の話に戻りますが、お尻だけを鍛えすぎるとお尻だけ大きくなり骨盤も後ろに倒れやすくなりお尻は更に垂れてきます。
「上半身と下半身のバランスを整えたい」
「お尻、脚を引き締めて綺麗なボディラインになる」
のがあなたの目的だと思います。
一つの筋肉に焦点をあてるだけでなく「どうすれば綺麗なボディライン」になるかを考えて行うことが大事です。
そのためにはお尻以外に「背骨の筋肉」(姿勢を支えている筋肉)に目を向けることが必要です。
次回は、お尻を上げて姿勢を綺麗にするための「背骨の筋肉」についてお伝えしていきます。
今日、お伝えしたかったことはあなたの本当の目的はどこにあるのか?一つに焦点を充てずに全身を見ることが大事ということです。
もちろんお尻の筋肉も大事です。ですがそれだけでは綺麗なボディラインにはなれません。
1回60分のトレーニングでお尻や姿勢の変化をしたお客様の写真です。
胸の開きもよくなり、お尻も上がりました。
お尻もトレーニングしましたが、背骨の筋肉もトレーニングした結果です。
いつも読んで頂きありがとうございまいます。