福岡、北九州で活動するビューティーアップデートトレーナーの片岡慎一(かたおかしんいち)です。
先日、トレーニング開始から6回目を迎えたお客様の変化をお伝えします。
名前:匿名希望
年齢:38歳
住所:福岡在住
ウエスト :79.5センチ⇒75.9センチ(-3.6センチ)
太もも(右):47.1センチ⇒44.7センチ(-2.4センチ)
太もも(左):46.9センチ⇒44.3センチ(-2.6センチ)
「仕事で履いているズボンがぶかぶかになりました!」と嬉しい声を頂きました。
この方が行ったトレーニングは主に下半身の引き締めに特化したトレーニングを行いました。
体重は53キロから51キログラムまで減りました。
『下半身トレーニングで下半身の変化はもちろんです。』
私が提供しているトレーニングで、太ももやお尻の数値が減ることは当たり前の結果です。
トレーニングをして、脚が太くなった。身体のバランスがおかしくなった。
このような事は一切ありません。
下半身のトレーニングに特化したトレーニングで下半身が変わることは絶対ですが、ウエストの数値にも変化があります。
上体を起こすような腹筋運動は一回たりともしていません。
これはなぜなのでしょうか。
あなたも疑問に思うのではないでしょうか?
それは下半身トレーニングは体幹トレーニングにもなるからです。
身体を動かす際、筋肉は単体、個別で動いているわけではありません。
筋肉を動かす際、主動筋、共同筋があります。
主動筋は、そのエクササイズ最も活躍する筋肉。
共同筋は、主動筋と一緒に働く筋肉です。
共同筋は、補助的な役割をすると考えて頂ければいいです。
下半身のトレーニングをする際も、太ももやお尻に意識をすることはもちろんの事。
体幹(お腹や背筋)を意識することが必要になります。
この体幹がしっかりと使えていないと骨盤や背骨を固定できず、トレーニングする際も軸がなく狙った部分に効かすことができない場合があります。
例えば:ヒップアップのためのトレーニング
脚を後ろに蹴り上げる動作でお尻の筋肉は使われてきます。(股関節の伸展運動)
脚を後ろに蹴り上げる際、背骨を安定させる体幹が使えていないと、背骨が反り、お尻や太ももの裏側の筋肉がうまく使えてきません。
これは、主に腰のトレーニングになってしまいます。
腰が反ることによって、反対側にある身体の前面にあるお腹の筋肉は伸びて緩んでしまいます。
これではお腹やお尻、脚の引き締めのトレーニングになってきません。
ではどうすれば良いのかです。
それは、骨盤の傾きに意識を向ける事です。
(骨盤を正面から見た写真です)
腰が反る、腰が丸まるのは骨盤の傾きが大きく関係しています。
正しい骨盤の傾きができていれば、体幹が使われやすくなりお腹、お尻、脚の引き締めができます。
ではその正しい骨盤の傾きを知るには?
腰骨と恥骨を上から見た際、垂直になっていると骨盤は正しい傾きの状態になります。
肋骨からまっすく指を下した際にある腰骨(左右)の出っ張りと、股上にある恥骨を三角で結んだ際、垂直になっていることが大切です。
腰、背中が丸まっている場合、股下にある恥骨が腰骨より前に出ている場合が多くあり、反り腰やヒールをよく履く場合は腰骨が恥骨より前に出ている場合があります。
この骨盤の傾きを意識するだけで、お腹に力が入る感覚がわかります。
正しい骨盤の傾きを知ってトレーニングを行うことで、下半身の引き締めはもちろん体幹が使われてお腹や腰まわりの引き締めにもつながります。
是非、意識して取り組んでみてください。
いつも読んで頂きありがとうございます。