おはようございます。
福岡、北九州で活動するビューティーアップデートトレーナーの片岡慎一(かたおかしんいち)です。
4月からトレーニングを始めたお客様、4回目のトレーニングを終えた時
「仕事で履いているスカートが緩くなってきました!」
と嬉しい声を頂きました。
この方は、自己流でのダイエットでは満足する結果が出せず鏡にうつる自分の身体を見て嫌になってしまう。
上半身に対して太もも、ふくらはぎの太さあり、バランスが悪いという事に悩まれていました。
『スカートを緩く履くためには、腹筋はしない!』
この方とのトレーニングは、体験トレーニングを含め5回目になりました。
この5回のトレーニングの内、一度も寝た状態から身体を起こすような腹筋運動はしていません。
お腹、腰回りを痩せさせるためには身体を起こすような腹筋、身体を後ろに反らすような背筋はしなくていいです。
トレーニングのメニューは、すべて下半身のメニューです。
一部紹介すると、お尻上げ(ヒップリフト)、クラム90°(股関節を外にひらく動き)、スクワット、デッドリフト(股関節の曲げ伸ばし)です。
すべてが体幹を鍛えるメニューです。
『なぜ腹筋運動をしなくても変わるのか?』
上体を起こすような腹筋運動は、私は姿勢を悪化させてしまう可能性があると考えています。
頭の後ろに手を置くことで顎を引きすぎて上体を起こす、また肘を内側に絞り込むようにして上体を起こすことで胸の筋肉や腕、肩の筋肉を使いすぎてしまい、胸や肩の筋肉が硬くなり猫背の姿勢になりやすくなると考えてています。
腹筋運動をしているのに、姿勢が崩れていては正直やっている意味がないです。
むしろやらない方がいいです。
腹筋運動で姿勢を崩しているようなものです。
お腹の筋肉は3つあります。
腹直筋、腹斜筋、腹横筋の3つです。
「腹横筋」
腹横筋はお腹、腰回りどちらも覆うコルセットのような筋肉です。
この腹横筋を鍛えることでお腹、腰まわりをスッキリさせる事ができます。
この腹横筋という筋肉は、インナーマッスルと呼ばれる筋肉で骨の近い部分にあります。
骨に近い部分にあり、骨格を支えてくれている縁の下の力持ちのような存在。
腹横筋は、骨格を支えてくれる姿勢筋です。
『腹横筋を鍛えるためには?』
腹横筋は、おへそを凹ます動きで使われていきます。
口から息を吐きながら、おへそを背骨にくっつけるえるようにイメージをしながら凹ましていきます。
きついジーンズを「よいしょ!」とお腹をへこまして履くイメージも良いです!
日常、お腹を凹ましたままの状態でいることで、腹横筋が働いていきます。
また先ほどお伝えしたように腹横筋は姿勢を保つ筋肉でもあります。
スクワットでも腹横筋は働いていきます。
「腹横筋が働いてないスクワット」
「腹横筋が働いているスクワット」
背骨は真っすぐではなくS字カーブになっています。
背骨の正しいカーブを保たれていることで、腹横筋が働いていきます。
立ち姿勢でも、座り姿勢でもお腹をへこませる、トレーニング時も綺麗な姿勢を保つことでお腹、腰まわりをスッキリすることができます。
いつも読んで頂きありがとうございます。