おはようございます。
福岡、北九州で活動するビューティーアップデートトレーナーの片岡慎一(かたおかしんいち)です。
「垂れてきたお尻では着たい洋服が着れない」
「鏡に映る自分の後ろ姿が嫌になる」
「仕事は、デスクワークで座っていることが多く姿勢が悪い」
などのお悩みを抱えていませんか?
後ろ姿が悪い、垂れているお尻の人に共通している事は、骨盤が後ろに倒れている事が多いと私の経験上感じます。
「骨盤の後傾」と言います。
このような姿勢です。
腰と背中は丸まり、お尻の尻尾(尾骨)が下に向いている状態です。
日常生活でこのような骨盤の傾きが続くと、お尻、太ももの筋肉が使われにくく、反対にある太ももの前が過剰に働いてしまいます。
特にデスクワークなどの座り仕事をやっている方に、多い姿勢です。
実際にこの姿勢を取ってみると、太ももの前の張りを感じると思います。
スクワットでもこのような姿勢になってしまう方が非常に多いです。
この状態はお腹と背中の筋肉(体幹)のバランスの悪さと太ももの内側、お尻、太ももの裏の柔軟性がないことが原因としてあります。
私たちの身体は関節の動きの少ない部分に脂肪がつきやすく、また筋肉は使われないと弱くなり筋肉は減っていきます。
骨盤が後傾になると、お尻や太ももの裏、内側に脂肪がつき、筋肉がで減っていきます。
お尻や太ももの裏の反対にある太ももの前の筋肉は、この反対の状態になっています。
太もも前が使いすぎになり、パンパンになり筋肉はどんどん太くなってしまいます。
脚が太くなってしまうという事です。
一生懸命トレーニングをしているのに、このような状態になるのは本当に辛いですよね。
私が指導しているお客様もあなたと同じ悩みを抱えている方が多いと思います。
骨盤後傾の方は、背中、腰の筋肉が弱っていることも多いです。
背中、腰の筋肉が弱くなり硬くなってしまい丸まった姿勢になります。
姿勢を保つ筋肉となる「多裂筋」という筋肉です。
私たちの身体は、年を重ねるごとに筋肉量が減っていきます。
身体の筋肉の約7割を占める下半身、特に身体の背面は目に見えない部分から意識がしにくくトレーニングも少し難易度が高いです。
下半身(太ももの内側、裏側)と身体の背面(背中、腰)の筋肉は、筋肉が落ちやすいのです。
下半身と身体の背面の筋肉をしっかり鍛えることができれば、姿勢もよくなり、後ろ姿も綺麗になります。
多裂筋のトレーニングは次回ご紹介します。
今日は前回に引き続き、お尻のインナーマッスルのトレーニングをご紹介します。
「中殿筋」という筋肉です。
垂れたお尻を持ち上げてくれる。骨盤を正常なポジションに支えてくれる筋肉です。
『中殿筋のレベルアップのトレーニング』
前回の記事で細かくご紹介したトレーニングからレベルアップのしたトレーニングです。
(腰を横から見た図です)
このトレーニングは、体幹、左右のお尻を同時に鍛えることができます。
赤丸の部分の筋肉が使われていきます。
1.赤い線のように、肩の真下に肘を置き、一直線になるようにします。(こうすることで肩への負担を減らします)
2.お腹と背中をくっつけるように、お腹をへこましたまま床から脚を腰より少し高い位置まで上げていきます。
この繰り返しです。
ポイント
お腹は常にへこましまま(体幹も使われていきます)、支えている脚のお尻も意識します。
上げる脚は身体より少し後ろに引き、膝のお皿の向きはなるだけ天井にむけて行います。
この動作がきつい場合は、脚をあげた所で10秒キープから始めてみてください。
左右のお尻が使われて、ジワ~と熱くなっていればバッチリです。
「デニムパンツをかっこよく履きこなしたい!」「後ろ姿を綺麗にしたい!」という方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。
いつも読んで頂きありがとうございます。