福岡、北九州で活動するビューティーアップデートトレーナーの片岡慎一(かたおかしんいち)です。
年齢と共に変わってきた身体、落としずらくなってきた体重、体脂肪、垂れてきたお尻。
年齢を重ねていくにつれて、身体、健康に対する意識は強くなっていくと思います。
その思いを「解消したい!」と思いジムに入会、または本や雑誌、テレビなどで紹介されているトレーニングを頑張っている。
それなのに一向に解消されない。
「有酸素運動、スタジオレッスンをして体重が落ちても、下半身は変わらない」
「お尻のたるみはなくならない」
「お尻はあがらない」
このような悩み抱えていませんか?
この思いをもったまま、トレーニングを頑張るのはつらいと思います。
「こんなにやっているのに….」と。
ジムに行くのも、自宅でトレーニングするのも嫌になったりする時がありませんか。
今日は、このような悩みを抱えているあなたに「自宅、ジムでもトレーニングをしているのにお尻が上がらない原因、解消方法」をお伝えします。
ポイントは3つあります。
1つ目は、今現在の自分の身体の状態を知る事です。
2つ目は、お尻を上げるための解消方法です。
3つ目は、日常生活の過ごし方です。
ポイントの3つ目が非常に大切なので、まずは3つ目のポイントからお伝えします。
『普段の姿勢が原因でお尻が垂れている可能性があります。』
これは座り仕事や立ち仕事で様々な状況によりますが、日々の姿勢の連続があなたの今の身体をつくっています。
普段の姿勢が悪く、姿勢に意識を向けていない。
このような場合、いくらジムや自宅でトレーニングをしても身体は変わっていきにくいです。
なぜなら、ジムや自宅でトレーニングする時間はせいぜい1時間~2時間程度だと思います。
トレーニングをやらないよりかはやった方が良いのですが、この時間だけ頑張っても正直足りません。
ジムや自宅でトレーニングをする時間以外、身体に意識を向けていなければ身体は常に楽な姿勢を取ろうとします。
「座り仕事で、始めは姿勢よくできていたけれど時間が立つにつれていつもの姿勢に戻ってしまう」
こんな事ありませんか?
私もパソコンを扱う事が多いので、この気持ちはよくわかります。
猫背になり、首が前に出ているような姿勢。
日ごろトレーニングを行っているのに、このような状態は非常にもったいないです。
1日の内、運動する時間は多くて2時間程度くらいだと思います。
残り半分(睡眠時間8時間とした場合を除く)の約14時間程度は、立っているか座っているかだと思います。
この14時間の間にいかに身体、姿勢に意識を向ける時間をつくるかが大切となります。
この時間に姿勢に意識を向けることが、お尻をあげる為には大事になっていきます。
では具体的にどうすればいいのか?
それは次のポイントでお伝えします。
『自分の身体、姿勢の状態を知ること』
これはいつもブログでもお伝えしていることではあるのですが、今の自分の身体の状態を知らずにトレーニングを行う事は非常にもったいないです。
あなたには、あなたに合ったトレーニング方法があるので、テレビで紹介されている情報が必ずしも当てはまるわけではありません。
では具体的にどすればよいのか?
今日は「猫背で姿勢が悪くてお尻が垂れている姿勢」という事に焦点を当てお伝えします。
まずは今の姿勢を知るために、鏡に対して横向きに立ってみてください。
以下、3つの姿勢です。
あなたはどの姿勢に当てはまりますか?
おそらく一番左(一つ目)の写真ではないでしょうか?
この状態は、お腹の筋肉は縮まって硬くなり、背中の筋肉は緩んで硬くなっている可能性があります。
体幹(お腹、背中)の筋肉のバランスが悪くなりこのような姿勢になることがあります。
ですが体幹の筋肉のバランスが悪いから、体幹を鍛えればいいというわけではありません。
その体幹のバランスの悪さの原因をつくっている所に意識を向けなくてはいけません。
それは
『骨盤』です。
ちなみに一番正しい姿勢は、真ん中(2番目)の写真です。
この骨盤を正しいポジションに保てていないと、骨盤の上にある背骨も崩れていきます。
背骨の正しい姿勢が崩れてしまうと姿勢が崩れていきます。
(正しい背骨のカーブの写真)
背骨はまっすぐではなくて、S字のカーブになっていて姿勢を保っています。
背骨を支えている身体の土台となる骨盤に目を向けることが大事です。(足の裏も大事です)
ではどうすれば骨盤の正しいポジションを知れるのか?
(骨盤を正面から見た写真です)
ピンクの線で結んだこの三角刑を上から見た際、垂直に保たれているポジションが正しい骨盤の位置です。
肋骨から指を添えながら腰あたりまで指を下げていくと、腰骨の出っ張りがあると思います。
この部分と、自分の股間あたりを結んだ三角形となります。
初めに紹介した写真では、恥骨部分(股間あたり)が腰骨より前に出てしまっている姿勢です。
膝が曲がってしまい、お腹もポッコリしてお尻も垂れていきます。
あなたは今どんな姿勢ですか?
2つ目のポイント『お尻をあげるための解消法』は次回お伝えします。
いつも読んで頂きありがとうございます。