年齢と共に代謝が落ち、減りにくく、増えやすくなった体重、体脂肪。
食事の制限や有酸素運動を多めに取り入れても、変化が感じられず挫折してしまう。
また筋肉が落ちて、身体の節々に痛みが出てきている。痛みがあるから趣味のスポーツが楽しくできない。
年齢を重ね健康と身体に対する意識は、高まったけれど変わらない身体、痛みが出てくる身体に諦めそうになっていませんか。
このような悩みを解消するためのポイントについて今日はお伝えしていきます。
上記の悩みをつくる大きな要因は、基礎代謝の低下にあります。
基礎代謝とは、1日何もしないでも消費するカロリーの事です。
あなたが1日中ベットに横になってでも消費するカロリーです。
基礎代謝の低下により、消費カロリーは減り摂取するカロリーが消費するカロリーを上回ることで体重や体脂肪は増えていきます。
ではなぜ基礎代謝は低下するのでしょうか?
筋肉量の低下、食事の内容に原因があります。
基礎代謝の中で、割合を多く占めるのが「筋肉」と「内臓」です。
筋肉での消費40パーセント、内臓での消費40パーセント、その他20パーセントと言われています。
筋肉と内臓での消費で80パーセントもあるのです。
筋トレが代謝をあげると言うのは、聞いたことがあると思います。
ですが筋トレしているつもりなのに、代謝が上がらないのは身体に与える負荷がずっと一定や正しく筋トレが出来ていない事が原因にあります。
『ジムで行う筋トレは、ずっと同じメニュー、同じ重さという事はありませんか?』
筋肉をつけていくためには、身体に与える負荷を少しずつでも大きくしていく必要があります。
筋肉はに同じ負荷を与え続けているとその負荷になれてしまい、少ない力で身体を動かそうとします。
サボってしまうのです。
筋トレをやっているのに、代謝が上がらない場合一度メニュー、負荷の見直しをすることが大事です。
また基礎代謝の割合40パーセントを占める内臓での消費は、どうすれば高める事ができるのでしょうか?
それは、食事の内容と食事回数を見直す事にあります。
体重や体脂肪を減らすために、食事制限に取り組まれた事もあると思います。
たしかに食事制限で結果がすぐに表れてくる方もいます。
ですが「その食事内容はいつまで続くか」です。
短期間でどうしても痩せないといけない理由などがあれば、この方法に取り組まれるのは悪くないと思います。
ですが短期的な目標でなく、長期的な目標であれば継続できるものを選択していく必要があります。
食事は生活するために切っても切り離せないものですよね。
ストレスなく継続できる食事が良いです。
ではストレスなく継続できる食事はどういったものなのでしょう。
それは糖質制限ではなく、糖質を上手く取り入れる事です。
糖質を摂るタイングを意識する事です。
食べることが大好きで、どうしても甘いものが辞めれない。一度食べると止まらない。
この気持ちは分かります。
私も甘いもの食べたくなる時はあります。
では一体どうすればいいのでしょうか?
それは朝、昼、間食時に糖質を摂るようにすることです。
朝や昼に比べ活動量が少ない夜に、糖質や甘いのを摂る事で消費されにくく余分なエネルギーが脂肪になりやすくなります。
ですが食べることにより、内臓の働きが活発になり代謝は上がります。
食事をした後は、身体がポカポカしてきますよね。
甘いものや糖質(白ご飯、パン、穀物類)はなるだけ朝、昼、間食時にとる事を心がけ、夜はたんぱく質を中心とした食事に切り替えていく事が体重や体脂肪を減少させることにつながります。
ご飯やパンは、消化か早い分内臓の働きがストップするのが早くなります。
たんぱく質や脂質は、消化吸収に時間がかかる分、ご飯やパンに比べ内臓の働きが長く持ちます。
夜にたんぱく質や脂質を、摂るように意識することで代謝は高まってくると思います。
また食事の回数を増やすことで、夜にたくさん食べる事は少なります。
私のお客様には、一日の中でなるだけ空腹の時間を作らないように間食を頻繁にして頂きます。
朝食から昼食の間、昼食から夕食の間など。
計5回食事をしてもらうように。
このようにこまめに食事をすることで、血糖値の急上昇を防ぐことにもなり、代謝が高い状態のまま一日過ごす事ができるからです。
食事の回数は増やすのですが、もちろん食事の量を考えることが大前提です。
以上です。
今日は「年齢と共に減りにくく、増えやすくなった体重、体脂肪。」解消のためにできる事について記事を書いていきました。
ポイントは、「筋トレの負荷、メニューの見直し」「食事の見直し」です。
いつも読んで頂きありがとうございます。