おはようございます。
福岡、北九州で活動するビューティーアップデートトレーナーの片岡慎一(かたおかしんいち)です。
先日、8月17日(木)に福岡県北九州市のStudio BOOZER CRiBさんで「お尻スリムアップセミナー」を開催させて頂きました。
(掲載の許可は頂いています)
参加者全員が女性の方で、ジムに通ってトレーニングやスタジオレッスンに取り組んでいるけれどお尻のたるみ、太ももの内側のたるみが解消されないとお悩みを抱えている方たちでした。
具体的には「ヒップアップしない」「背中、お尻にかけてのたるみ」「お尻・脚痩せ」「太もも内側・お尻」など。
下半身にお悩みを抱え、特にお尻が変わらないのが….と。
今回セミナーで行った種目は、自宅やジムでも簡単にできるすべて自分の体重を使ったトレーニングをお伝えしました。
種目は、お尻に焦点を当てた全部で8種目です。
今日はその一部を動画使ってご紹介いたします。
その前に……
『お尻のたるみやヒップアップのためにスクワットだけでお尻を鍛えれば良いわけではありません。』
お尻には9個の筋肉があります。
この9個に対してそれぞれトレーニングがあります。
スクワットやジムにあるレッグプレスは主にお尻の大きな筋肉「大殿筋」(だいでんきん)という筋肉を鍛える種目です。
もちろんスクワットでお尻を鍛えることはできるのですが、スクワットだけでは足りません。
大殿筋と他の8個の筋肉をバランスよく鍛えることでお尻のたるみは解消されます。
特にお尻のたるみのお悩みをもつ方は、お尻の上「中殿筋」(ちゅうでんきん)という筋肉が弱くなり硬くなっていることが多くあります。
(骨盤を横から見た図)
中殿筋には骨盤を安定させる作用をもつため、この筋肉が弱く、硬くなると骨盤が後ろに垂れたり、左右に動きやすくなります。
骨盤の崩れが、姿勢の崩れにもつながっていきます。(他には足の姿勢の崩れも)
この写真のように、尾骨(お尻の尻尾の先)が正面に向いているような姿勢になります。
背中、腰は丸くなり猫背の姿勢になりお尻は垂れていきます。
スクワットの時はこのような姿勢になる事が多いです。
これでは、骨盤が後ろに倒れ姿勢が悪いまましゃがんでいるような感じです。
このお悩みを解消するためには、スクワットを始める前に骨盤を安定させる筋肉に刺激を入れることが一つの選択肢です。
『どうすれば骨盤を安定させる「中殿筋」を鍛えることができるのか』
動画のように、ポイントを押さえる事で効き方が違います。
お尻の上の方を使っている感じがあればバッチリです。
中殿筋はお尻のインナーマッスルです。
インナーマッスルは、骨に近い部分にある小さな筋肉です。
骨を支える筋肉でもあります。
大殿筋は、アウターマッスルといってインナーマッスルより身体の表面にある筋肉です。
まずは、骨に近い部分にあるインナーマッスルに刺激を入れて、骨盤が正しい位置になった状態でスクワットを行うことでより一層トレーニング効果は高まると思います。
実際にまず中殿筋を鍛えて、そのあとスクワットを行うとお尻に効いた感じが違ってくるので、ぜひ自宅やジムでのトレーニングで取り組んでみてください。
「今日はお尻のたるみ解消のためには、スクワットだけでなくスクワットの前にやる事」についてお伝えしました。
いつも読んで頂きありがとうございます。