パーソナルトレーナーの片岡慎一です。
今日は僕が何故、パーソナルトレーナーを仕事にしているかを書かせて頂きます。
写真に写っているのは祖母、父、姉、僕です。
この写真で祖母が杖をついている所を見るたびに目頭が熱くなるのですが、僕がパーソナルトレーナーを仕事にする理由は
『祖母』の存在があるからです。
父は自営業、母はパートで僕が祖母と一緒にいる時間も長く、可愛がってもらった記憶があります。
祖母は12年間車椅子生活で、身体を思うように動かせないこともあり、長く一緒にいた僕が祖母の介助をすることもありました。
僕にも思春期があり(笑)、祖母の介助をやりたくないと思い学校から帰るのをわざと遅らせたり、祖母から頼まれた事を嫌な顔をして小言を言いながらやっていたこともありました。
当時を振り返ったら、ひどいヤツです。。。
もっと祖母と一緒にいる時間を大切にしていればよかったと今、本当に思います。
祖母が車椅子生活になってしまったのは、病気の影響もありますが運動不足の影響もあります。
車椅子生活になり、デイサービスを利用してリハビリに励んでいましたが、加齢の影響もあり落ちてしまった筋肉はなかなか戻らず。。
最期は、病院で寝たきりになり息をひきとりました。
僕は整形外科のトレーナー時代に、リハビリやケアのサポートを経験させてもらいましたが、リハビリやケアでは限界があることも痛感しました。
脚の病気で大好きな卓球ができなくなり、脚を治してまた楽しく卓球をやりたい!!とリハビリやトレーニングを頑張っていた患者さんが、脚の病気が再発して病院で寝たきりになり、車椅子で生活になってしまいました。
この方は、変形性膝関節症と脚の病気でした。
自分が担当をさせて頂く事もたくさんあっただけに、悲しく自分の力のなさを感じました。
整形外科のトレーナー時代の経験から、リハビリやケアを必要としない身体作りが大切だと感じ、今トレーナーとして仕事をしています。
祖母、整形外科で指導させて頂いた患者さんとの出会いがあり、今この仕事に携わっています。
『ばあちゃん、ありがとう。』
最後まで読んで頂きありがとうございました。
今日は、僕がパーソナルトレーナーを仕事にする理由を書かせて頂きました。